ゴールデンウィークに、熱海の玄岳に登ってきた 後編
今回、初めて登ることになる玄岳(くろたけ)
途中、道に迷うというハプニングもありましたが
無事に山頂への道を発見
↓前編はこちら
後編は、山頂の少し手前からスタートです
玄岳頂上から熱海方面へ
登山コースの入り口に『歩行者の通行は禁止です』の看板
目の前が、伊豆スカイライン(自動車専用道路)だからということなんだろうけどさ
それにしてもこの看板、本当にわかりづらいところにあったなぁ
看板から再びコースに戻る
そこから先へ進むと、ものの数分で頂上らしき場所が見えてきた
いやあ、絶景かな絶景かな
この日は天気も良かったから、富士山がくっきりと見えた
頂上は、ほぼ360度のパノラマで
駿河湾から富士山眼下には熱海の市街地と
その向こうには相模湾が拝めるという贅沢っぷり
そんな絶景をしばらく堪能していると
一組のカップルに写真を撮ってくださいと頼まれました
「これでお願いします」と渡されたのは、iPhone
「このボタンを押してくれればいいので~」と、丁寧な説明付きです
一瞬、iPhoneなんて使ったことないぞ!?と焦りましたけどね(笑)
最近は、写真に凝り始めたという事もあって
記念になるいい構図の写真を撮ってみようじゃないか、と勇んで
いざiPhoneの撮影ボタンを押しました
すると・・・
カシャカシャカシカシャカシャカシャ…
なぜか連写モード
びっくりしてうわぁぁぁと、情けない声を上げちゃいましたよ
慌てて撮り直しましょうか?と聞くと
「いっぱい撮れたので大丈夫です」という男性の方
気を使っていただいてありがとうございます
でも、少しだけiPhoneが嫌いになりました
iPhoneってデフォルトで連写になっているのかなぁ?
熱海方面の眺望は、この通り
右側にうっすら初島が見えるんですよ~
さあ、景色も十分に楽しんだし
そろそろ下山しよう
熱海方面のルートにも、分岐にはちゃんと看板が出ていましたね
迷う事はないと思います
頂上付近から熱海の市街地までは、およそ2時間
気を抜かずに降りていきます
やっと、このポエムに会えました
よく玄岳登山者の際のネタにされているようなのですが
ぼくは好きだなぁ
そりゃ色々と突っ込みどころもあるけどさ
『帰るとき、私は新品です』
いいキャッチフレーズだと思いませんか?
熱海方面の登山口
ここから少し先に進むと、アスファルトの道になります
熱海駅まではおよそ5キロ!
もうひと踏ん張りして、帰りますか~
今回の玄岳への登山
函南駅→玄岳→熱海駅の所要時間は5時間30分ほどで
歩いた距離は20キロ程度
半分以上は、アスファルトで舗装された道ですけどね
そんな玄岳への登山でした・・・が
確かに山頂の眺望はいいし、途中で池もあったりして楽しい山だと思うけど
個人的な感想としては、初心者の方にはオススメできないかなぁって感じです
一番の大きな理由は
メジャーなルートである熱海方面からのコースは、勾配がきつすぎる
ってことです
山道に入ってしまえばそんなことはないんですけど
登山道手前の舗装された道の傾斜は、かなりのものです
慣れていないとスグに足を痛めることになりかねません
かといって、函南方面からのアクセスは車道が危ないしね
もうひとつ危険個所をあげておくと
熱海方面からの登山道では、頂上付近になると背丈の低いクマザサが
邪魔をして、足元をよく確認できないところがあります
路面状況を把握できないってことは、怪我をするリスクが一気に高まります
生活区域で足を捻っても命の心配は少ないけど、山で足を捻るのは
大げさじゃなくて、本当に致命的
それでもこの眺望です
山を理解し、時間をかけてゆっくりと
登山にある慣れた人と一緒に登るということを前提とするなら
ぜひ、登山をおススメしたい山です
その際はやはり、熱海からの登山の方がいいですよ
道がわかりやすくて、迷いにくいです
熱海方面へ降りた理由(登山は関係ないのであしからず)
そうです、なぜ熱海方面へ降りたか~なんですが・・・
それはもちろん
熱海プリンを買う為、なんですよね~
運動の後のスイーツを、とてもたのしみにしていました
山道を降りて熱海駅へ向かう途中
来宮駅の近くにある、お気に入りのパン屋による
ここも寄ろうと決めていました
ただ時間帯が良くなかったのか、パンがほとんど売り切れていました
少し残念でしたが、カレーパンとフランスパンを買って
再び熱海駅へ向かいます
※このフランスパンが後に、ある事件を起こすトリガーになる
熱海の市街地に入り、目的のプリン屋まではあと少し
今日は少々並んででも買うぞと、息巻いていました
いよいよ熱海プリンの店まであと少し!というところで
人の行列が、ぼくの視界に入ってきました
この行列の目当てはもちろん、熱海プリン
並ぶのが嫌いなぼくは、一気にテンションが下がり・・・
今回も諦めることにしました
だって、並んでいる人を数えていったら
56人もいたんだよ?
嗚呼、いつになったら熱海プリンが食べられることやら
今週のお題「ゴールデンウィーク2018」