ゴールデンウィークに、熱海の玄岳に登ってきた 前編
ゴールデンウィークも後半の連休にさしかかったこの日
熱海の玄岳という山へ、登山に行ってきました
玄岳の場所は静岡県の熱海市、標高は799.2m
一般的な登山コースは、熱海駅から玄岳の麓までバスで移動し
登頂したあとは同じ道を引き返してくるというもの
そのコースでもよかったんだけど
ぼくは、個人的にどうしても函南駅に寄りたかったので
電車を利用してJR函南駅で下車し、そこから歩いて玄岳へ向かう
帰りはそのまま熱海側に降りて
熱海駅からは電車で帰るというプランを組んでみました
登山道の距離は測れなかったけど
函南駅から玄岳の登山道までは、およそ10キロ
玄岳を下山してから熱海駅までは、およそ5キロ
函南駅を出発して熱海駅に到着するまでの予想時間は5時間
さあ、どうなったでしょうか
函南駅から氷ヶ池まで
今回の登山のスタート地点、JR函南駅
前回ここへ来た時のように、桜の木のお出迎えはなかったけど
桜を新緑に装いを変えて、歓迎してくれた
相変わらずいい雰囲気の駅だなぁ
さっそく地図を確認してみると
目的地の玄岳登山道は函南の駅から南東の方角にあるんだけど
山が遮っているのか直線的な道はなく
大きく南に迂回して回り込んでいかなければならないみたい
とりあえず駅を出て、県道135号線を道なりに進んだ
これこれ、こういう田舎の景色が見たかったのよ
晴天の空と田園風景、風がやや強くて肌寒かったけど
この時のぼくは、そんな事よりも好奇心の方が完全に上回っていた
県道135号線から県道11号線に合流したら、進路は東へ
この県道11号線というのは、今でこそ一般道として機能しているけど
一昔前は、熱函道路という有料の自動車道だった
その影響からなのか、歩道が確保されていない場所があって
歩いて通るには、やや神経を使う道路
花を探してふらふらしていると、事故につながりそうだったので
この道では極力、車道の車に気を集中させて歩いた
危険な県道11号線をひたすら進んで行くと、ようやく登山道の看板にたどり着く
函南駅からここまでの所要時間は、1時間40分程
予定通りのペースに満足しながらも、いよいよ登山道に入っていく
登山道とはいえ、路面はしばらくコンクリートで舗装された道になっていた
いくつか分岐があったけど、分岐ごとに案内看板が出ているので
迷うことはなかったけど、それよりも参ったのが、道が急勾配だったという事
何度も心が折れそうになりながら進んでいく
いつしかコンクリートで舗装された道も終わり、クマザサに囲まれた道を進む
そして風が強い
このクマザサの壁が、強風で一瞬崩れるくらいに強い風が吹いている
そういえば以前、伊豆の金冠山も風が強かったなぁ
伊豆半島の山は、地形的にいつも風が強いのかな?
強風に怯えながら進むと、池が突然視界に入ってきた
この池は『氷ヶ池』
山の上の池と、遠くに見える富士山
まちがいなく絶景なんだけど
この位置にいると強風のせいで池の水がしぶきになって飛んでくるので
早々に退散した
氷ヶ池を後にしてすぐに、伊豆スカイラインに出た
ここで少し迷ったんだけど、なんとかコースの続きを発見し
再度登山道へ入る
「歩行者の通行は禁止です」って書いてあるところに、登山道があるってどういうことよ?
このコース入り口の看板から、数分登ると玄岳の頂上につきますが
もったいぶって、後編に続きを書くことにします
今週のお題「ゴールデンウィーク2018」