富士登山のまとめ・・・的ななにか
前回の記事でまとめを書くかも~なんて書いちゃったけど
よく考えてみたら言いたいことは殆んど話してしまっていたので、今回は各コースの所見でも
書いていくことにしますね💦
富士山4大ルートの所見
吉田ルート
公式Date:五合目から山頂まで1,400m:登り6時間:下り4時間
1番人気のコースだけあって、五合目に売店やお土産屋が充実していて
山頂までの売店の数も4ルート中最多
ぼくの知り合いで、トイレが近くて富士登山に行きたくても心配という女性がいるけど
このコースならトイレの心配ありません
七合目付近の足場は細かい砂利が多く、せっかく進んでも少し戻されるという精神衛生上
あまりよろしくないポイントはあるけど、全体的に人気ルート特有の混雑がスローペースを作り出してくれるので
流れに乗って進めば頂上に着けてしまう
下りは須走ルートとの分岐がある為注意、吉田ルートは黄色で表示されているので間違えないようにしましょう
例年にはなかったと思うけど、今年は分岐ポイントに係員が配置されていました
案内してくれる人がいるというのは、登山者にとってはありがたい事ですね
登り用にストック(トレッキングポール)と
砂利道があるため下り用にゲーター(靴の中に石が入らないようにするやつ)は欲しいところ
富士宮ルート
公式Date:五合目から山頂まで1,300m:登り4時間20分:下り2時間
4ルートの中で一番距離が短かいという理由で、吉田ルートに続き2番人気
このコースは、六合目から上になると岩場が多いので、ストックはあまり役に立ちません
個人的には足元が岩場で固いので、登りやすいという印象のコースです
その反面、足を捻ったりバランスを崩して倒れたりすると、ケガにつながりやすいので要注意
あとは登りと下りが同じルートなので、譲り合いの精神をお忘れなく
一応登山では登りが優先ということになっているが、ケースバイケースですね
御殿場ルート
公式Date:五合目から山頂まで2,250m:登り6時間40分:下り3時間20分
自分で調べてみて、本当にこれが標準タイムなのかと目を疑いました
それほどまでに長く感じた御殿場ルート
山頂までの距離が一番長いという理由で人気がないという、なんとも不憫なコース
そのせいか売店の数も一番少ないです
コースの印象はとにかく長い、精神修行にはもってこいなレベルです
次の売店までの間隔が長いことに加え、周囲には目印もないから迷いやすいです
利点としては、距離が長いことにより全体的に勾配が緩やかだということ
そして、緩やかに登る事によって高山病の予防ができる事
ただ、これらのメリットとデメリットが釣り合っているかというと・・・・
下りは7合目から分岐して下山専用コースの大砂走りがあります
御殿場の大砂走りは須走のそれに比べて大きな石も少なく、またコース幅も広いため
はしゃぐにはもってこい、ただしそれまでの体力が残っていればの話になりますが
余力があれば宝永山にも寄れちゃう御殿場ルート、ゲーターは必須です
須走ルート
公式Date:山頂まで1,700m:登り5時間10分:下り2時間40分
3番人気の須走コースというと、いいイメージが付きにくいけど
それは他の2コースが恵まれているからだと言っておこう
五合目のトイレから有料というのには正直、少し驚いたけどね
樹林帯の中からスタートし砂利道、岩場と景色も足場も刻々と変わって、さらに下りには
大砂走りがあるというおもてなしっぷり
個人的には大砂走りは、御殿場ルートの方が爽快感が味わえて好きです
8合目からは吉田ルートと合流するので、自分が登ってきたコースを間違えないようにしよう
須走のルートは赤で表示されています
須走ルートも大砂走りがあるので、ゲーターは必須です
おすすめコース
登山初心者の方は、やはり色々充実している吉田ルートをお勧めします
次点で富士宮ルートですかね
一番景色を楽しめるコースは、須走コースで間違いないと思います
御殿場ルートは、何かを悟りたいときに行くといいかもしれません
総合的に見てぼくが一番好きなコースは、須走ですかね~
服装
7月10日、須走ルートを登った時の服装はこんな感じです
他のルートの時も大差はないので、参考までに服装と持ち物を紹介しておきます
上が速乾のロンTの上に普通のTシャツ
下はタイツの下にハーフパンツ(スポンジボブの柄)これに手袋と、頭には手ぬぐい
この日の富士山の気温は最高気温が12,6度で最低気温4度だったそうです
もちろん体感温度は個人個人で違うので一概には言えませんが、参考までに・・・
八合目あたりから霧の中に入るたび気温が下がり、カッパを羽織ろうとしましたが
結局着ることはなく、終始この格好でした
お鉢巡り時も同じ格好でしたが、食事などで休んでいる時間だけ体を冷やさないように
上だけカッパを羽織りました
持ち物
一眼カメラ・財布・カッパ・ゲーター・ヘッドライト・タオル数枚
替えの速乾性のロンT一枚・手袋・日焼け止めクリーム・腕時計・ゴミ袋・スマホ・財布・食事
食事
1.5リットルのスポーツドリンク・ウィダーインゼリー1つ・カロリーメイト
チョコパン・塩キャラメル
これらを30ℓのザックに入れていきました
これから富士登山をしてみたいって思っている方がいたら、参考にしてみてください