.entry-content { font-size:25px; line-height:1.8em;

おとなな自由帳

適当なおっさんが、適当に語っているブログです。

梅雨明けと富士登山 ③

 

今回も前回に引き続き、須走ルートからの富士登山の模様をお伝えしています

 

 

 

前回は9合目に到着したところでした

 

富士山の9合目から山頂までの標準時間は30分となっています

しかし、たったそれだけと思うなかれ

 

実はこの30分が一番きつかったりするんです

 

 

f:id:hisa-sea:20180713213725j:plain

  

写真だとわかりづらいですが、頂上付近は結構な勾配に加えて直線的に登っていくんです 

これは最後の最後にして、少々メンタルをやられますよ

 

でも、後ろを振り返ってみると・・・・

 

 

f:id:hisa-sea:20180713213809j:plain

 

みんな休み休み登ってきてるから、渋滞が出来てる・・・

 

そうなんです、自分一人が辛いわけじゃないんですよね

この辺りまで来ると、みんな辛いんです

 

人間ってとても単純で・・・そう思ったら急に元気になるんですよね

 

 

f:id:hisa-sea:20180713213834j:plain

 

そんなわけで最後の難関を突破し、ようやく頂上の鳥居が見えてきました

 

 

f:id:hisa-sea:20180713213853j:plain
f:id:hisa-sea:20180713213934j:plain


無事頂上に到着!

これにて須走ルートを踏破です

 

開山前・・・というか開山当日なんですが頂上の店は閉まっていました

 

ただ、店は開いていなくても登山者はたくさんいましたね

 

ぼくの登ってきたルートは、途中で人気コースである吉田ルートと合流しているからなのか

頂上で2~30人位が休んでいましたよ

 

 

f:id:hisa-sea:20180713213952j:plain

 

さて、とりあえず須走ルートは踏破したんですが

実はもう一つ、やりたいことがあったんです

 

それは富士山頂の火口をぐるっと一周するという『お鉢巡り』をすること

お鉢巡りをしていないのに、富士山を踏破したとはいえませんからね

 

このお鉢巡り、正式には右回りで巡るらしいんですが

そういった作法的な案内看板はなかったので、そう気にすることはないと思います

 

今回ぼくは右回りを選択しました、理由は特にないです(笑)

 

 

 

 

 

f:id:hisa-sea:20180713214021j:plain

 

須走+吉田ルートから右回りにお鉢巡りをスタート

 

少し歩くと御殿場ルートのゴールである鳥居が見えてきます

 

御殿場ルートは距離が長いため、一番人気がないコース

鳥居付近で休んでいる人も、登ってくる人も見かけませんでした

 

 

f:id:hisa-sea:20180713214043j:plain

 

御殿場ルートの鳥居から少し歩くと、今度は富士宮ルートの鳥居が見えてきます

 

富士登山の4大ルート中一番距離の短い富士宮ルート

その富士宮ルートを登ってきたであろう人達が複数人、鳥居の近くで休んでいましたよ

 

 

f:id:hisa-sea:20180713214107j:plain
f:id:hisa-sea:20180713214139j:plain

 

頂上にある浅間大社奥宮

富士山の八合目以上は、この浅間大社奥宮の境内なんです

 

本宮は結構離れたところにあるんですよ~

 

 

f:id:hisa-sea:20180713214231j:plain

 

日本で一番高い場所=剣ヶ峰が見えてきました

 

その手前、重機が止まっているあたりが馬の背と呼ばれる急坂

 

この坂が辛いんだ💦

 

 

f:id:hisa-sea:20180713214315j:plain
f:id:hisa-sea:20180713214410j:plain

 

日本最高地点にある観測所と、最高地点を証明する石碑の場所に到着

 

みんなここで写真を撮るため、この周りの人口密度はハンパないです

 

 

f:id:hisa-sea:20180713214331j:plain

 

最高地点付近から南を見下ろすと、良く晴れていて駿河湾が一望できました

海上には雲がなく、陸地に雲ができる・・・

 

なにか難しいことを思いつきそうでしたが、面倒なので辞めました

 

 

f:id:hisa-sea:20180713214439j:plain

 

おなじく西を見下ろしてみると・・・中央左の湖は田貫湖かな

ジオラマでも見ているみたいだ

 

 

f:id:hisa-sea:20180713214629j:plain
f:id:hisa-sea:20180713214532j:plain

 


晴れたり曇ったり、登ったり下ったり・・・

お鉢巡りの感想は『思ったよりキツかった』です

  

もちろん達成感はありますけどね

 

 

f:id:hisa-sea:20180713214655j:plain

 

なんとか一周できました

すこーーーーし後悔したけど、達成感の方がはるかに上回っていましたね

 

お鉢巡りの時間は、ぼくの足で1時間10分位

人並みのペースでした

 

少し休んで、いざ下りへ

 

 

f:id:hisa-sea:20180713214714j:plain

 

いよいよ下りなんですが

実は、下りは七合目くらいから雨に降られて、ほとんど写真を撮っていません

 

かろうじて撮った写真も、このような霧か雨の中

 

須走ルートは登りと下りのルートがほぼ別ルートになっているため

周囲は霧がたちこめ、雨の音と自分の足音が響く中、トボトボと下っていきます

 

ルート案内は、迷いやすいところにはわかりやすく案内表示がされているので

迷う事はないと思います

 

 

f:id:hisa-sea:20180713214730j:plain

 

これは、風にあおられて砂煙が上がっているんじゃないですよ~

土の中から水蒸気のようなものが立ち上がっているんです

 

 

f:id:hisa-sea:20180713214747j:plain

 

須走ルートの大砂走

 

御殿場ルートにも大砂走はあったんだけど、比較すると須走ルートの大砂走は

石が多くて歩きにくかったです

 

 

f:id:hisa-sea:20180713214809j:plain

 

駐車場まであと30分という所に屋根付きの小屋があったので、雨宿り+小休止

 

ここからは樹林帯に入るんだけど、さらに雨が強くなってきてひどい目に会いました

 

最後の最後で雨に降られちゃったけど、お鉢巡りもできたし

また一つ、いい思い出が出来ました

 

 

次回、富士登山のまとめのようなものを書くかもしれません