JR東海が発売するフリー乗車券『休日乗り放題きっぷ』を使って
熱海から清水までの各駅に下車して駅周辺を散策する
そんな思い付きで始めた旅も、ようやく終わりを迎えます
新蒲原駅
新蒲原駅を除くと、残すところはあと4駅
この旅も、いよいよ終わりが見えてきた
ラストスパートをかけていこう
新蒲原駅のホームに降りると、向かいの山の中腹に
桜がライトアップされていた
御殿山の桜だ
毎年3月の下旬頃から4月上旬まで、こうして桜のライトアップをしている
疲れた体がバナナチョコを欲していたけど、見当たらなかった
以前はバナナチョコと言えば、屋台の定番中の定番だったのになぁ
これも時代の流れなのかな???
なかなか見かけることのないピザを売っている屋台があって、少し驚いた
八坂神社の境内がメイン会場になっている
いやはやキレイだなぁ
疲れが少し和らいだような気がしたよ
この祭りは、今週末までやっているそう
新蒲原駅からは徒歩で5分程度なので、足を運んでみてはいかが?
祭りの雰囲気を堪能した後、駅に戻る
駅の改札で駅員室の窓が閉まっちゃってて、きっぷを提示できなかった
そのまま通過してきちゃったけど、いいんだよね?ね?
富士川駅→新蒲原駅の通常運賃:140円
運賃累計:2.960円
蒲原駅
辺りはもう完全に真っ暗
蒲原駅で下車する人もまばらだし
近くに海があるけど、写真に撮ったところで真っ暗だし、どうしよう
さすがにこの時間じゃ何も発見はないか、と諦めていたら
すぐ近くにまたもやライトアップされている場所があるので近づいてみた
明りのついている方向に近づくと、本日2度目の夜桜
関口神社という名の神社の、境内の桜だった
2回目でもいいんだよ~、全然飽きないからさぁ
神社の境内で、5~6人の若者グループが花見をしていた
折角ライトアップされてるんじゃあ、そりゃあ花見もしたくなるよねぇ
充分に桜を見てから駅に戻ってきた
さらば蒲原
いそいそと次の駅へ向かう
新蒲原駅→蒲原駅の通常運賃:140円
運賃累計:3.100円
由比駅
由比駅はぼくに追っては毎度おなじみだ
先月も、さった峠のハイキングの帰りに使ったばかりだし
もう庭みたいなものなのだ
目をつぶってでも帰れるってくらい、道を覚えてる
駅前にある由比桜えび通りも、この時間じゃエビも元気が無いように見える
折角だからとフラッシュを使ったら、この有り様だよ・・・
これはスマホのカメラが限界なのか、それともぼくの腕が悪いのかな
この後、由比漁港まで足を運んだけど
真っ暗か真っ白な写真しか取れなかったので
さすがに載せるわけにはいかなかった
店も完全に閉まっちゃってるしさ~
頼みの綱の花も、暗くて上手く撮れなかったしさ~
ぼくに出来たことは、次の駅に向かうという事だけだった
ホームに戻るとちょうどいいタイミングで電車が来た
電車!ぐっじょぶ!!!
さらば由比
次は明るいうちに遊びに来るからね
蒲原駅→由比駅の通常運賃:190円
運賃累計:3.290円
興津駅
いよいよラストの興津駅
ここまで来ると、歩いて帰って方が早いんじゃないかとさえ思った
でも各駅下車をすると心に決めた旅を、簡単に曲げるわけにはいかない!
撮るものもないもんだから、とりあえず高いところ(歩道橋)に上って
興津ふ頭を撮ってみたり・・・
ふと下に目をやると、自分の影が映っていたので撮ってみたりと
この時は、完全に自分を見失っていました
あと一駅、あと一駅電車に乗れば終わりなんだ~
明るければまだ、紹介できるものがあったものを
すまん興津!
由比駅→興津駅の通常運賃:190円
運賃累計:3.480円
清水駅
帰ってきた、帰ってきたぞ~!!!!!
朝の10時頃に電車に乗って、20時手前に清水駅着
およそ10時間の旅だったか
色々あったけど、雨が降らなかったというのが一番の幸いだった
今日一日で、数年分の電車を見たような気がする
今まで生きてきた中で、間違いなく今日が一番電車に乗った日になった
ということは、言うまでもないね
清水駅構内
こうして見てみると、田舎だとばかり思っていた清水駅が立派に見えてきたぞ
そしてこの「帰ってきた感」がハンパねぇ
熱海から清水駅まで15駅
各駅で下車して、どの駅の周辺も最低でも1~2㎞もしくはそれ以上歩いた
つまり25㎞前後は、歩いた計算になる
こりゃ間違いなく筋肉痛になるな
由比駅→清水駅通常運賃:190円
運賃累計:3.670円
休日乗り放題きっぷは2.670円ってことは
今日のぼくの旅は、通常より1.000円お得だったということになる
でも、そんなことはもうどうでもいいや(笑)
失敗もしたし、疲れたけどね
それよりも充分楽しめたし、勉強になることもあって、知識も増えた
満足しているよ~
しばらくは話のネタが付きそうにないな(笑)
本編はこれで終わりですが
この切符の魅力とかももう少し話をしたいので、番外編へと続きます
ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました
今回の旅の教訓
旅は計画的に
無理のないプランこそ、旅を楽しむ最大の秘訣!