今の非常用保存食は、いったいどれほど進化しているのか
尾西の梅わかめご飯という非常食
災害時に備えて常備していた非常食の賞味期限が切れるというので
一つ貰ってきた
どんな味がするのか、興味あるよねぇ?
ほんのりと、わかめにからむ梅の味
水またはお湯を注いで出来上がり
アルファ米って聞いたことがない名前の米だな、と思っていたら
お米を美味しく炊き上げた後、乾燥させたアルファ米は、
お湯か水を注ぐだけで、煮炊きせずに美味しいご飯ができあがる、
不思議なご飯です。
という事でした
『梅わかめご飯』っていう名前を聞いただけだと、すごくおいしそうだけど
あくまで非常食だからなぁ
でも、最近は保存食も進化しているというし
いったいどれほどのスペックなのか、我が身をもって試してみよう
尾西の梅わかめごはんの作り方
①封を開け、スプーンと梅しそ、そして乾燥剤を取り出す
ご飯はカピカピに固まっている
スプーンが入っているというのは、災害時にはとてもありがたい事なんだろうなぁ
②梅しそを入れて、お湯かお水を適量(内部の注水線を目安に)入れる
お水でできるのか少し不安だけど、災害時にそんな贅沢な文句は言えないよね
お湯の方がおいしく食べられそうだけど、今回は敢えて水で作ってみる
③袋のチャックを閉め、お湯なら15分水なら60分待つ
水を入れて、ちゃんと内部をかき混ぜた後にチャックを閉め、60分待ちます
美味しくできるのかなぁ
60分後
水を入れた時よりも、袋が膨らんでいて
ちゃんと出来上がってるっぽい
で、食べた感想なんだけど・・・
まず、封を開けてご飯を混ぜてみると・・・あれ?普通だよ?
ここでいう普通というのは、炊飯器で炊いた米と遜色がない感触だということ
それほどに違和感がなかった
もっとゴワゴワしてるか、びちゃびちゃしてると思ったのに・・・
ぼくが味音痴なのかもしれないけど
口にしてみても、普通の冷めたご飯って感じ💦
梅の風味をわかめの塩味がしっかりついていて、あっという間に完食!
・・・いや、あっという間というのはうそです
実はこれを食べたのが、夕飯をしっかり1食分食べた後なんだよね
ちゃんと書いてあったよ?この商品は、内容量が260gです~って
お茶碗大盛り一杯分だよ~って書いてあるのに、見過ごしていたんだなぁ
そろそろ布団に入ろうかという時間に、お腹を満腹になっちゃって
こりゃすぐには寝れそうにもないです
見切り発車のクセ、若い頃から変わらないや
そんなぼくのことはさておき、非常食の進化にはホントに驚きました
だって、普通に食べれちゃうんだもん
静岡は東海地震や、東南海地震の被害が相当大きくなるとされています
地震なんて来てほしくないですが、自然の力に人間は太刀打ちできません
だからこそ、被災した時の為の備えをしておかないとですよね
ぼくも一応、少量ながら非常食は備蓄しているんだけど、水やカンパンなど
昔ながらのオーソドックスなものばかり
いい機会なので、今一度、防災セットを見直してみたいと思います